私の料理に託す想い ~板長 細井邦彦~


「ご馳走さまでした!」これが当館でお泊りいただいたお客様のお帰りになる言葉
 
板長 細井邦彦 私は現在20代後半という年齢ですが
板長を務めています。

年齢を聞けば料理人としても人間としてもまだまだ未熟な年ではありますが食へのこだわり、想いは誰にも負けないという気持ちでいます。

私の料理への想いを一言で表現するなら、それは

『おふくろの味』

おふくろの味のようないつまで経っても忘れることがない『優しさ』と『懐かしさ』をもった味を常に内に秘め食材と
向き合っています。

今日はどんなお客さまが
お泊りになっているのだろう・・・

私はいつもどんなお客さまがお泊りになっているのか
スタッフに聞いています。

年齢も性別もどんな方なのかも全くわからないお客様に
お出しする料理と食べていただくお客様をイメージしながら作る料理とでは、まったく違う料理が出来上がると私は思っています。

スタッフは私にいつも本日のお客様の事を伝えてくれます。

そのおかげで今日も調理場にいながらも気持ちはお客様へお会いしたことがあるかのように料理を作ることができるのです。

私ひとりの力では料理の完成度は100%にはなりません。 スタッフ全員のお客様への想いを私自身が肌で感じ、
それを料理と言う形で表現する事で
ふじやで働くスタッフ全員の想いが詰まった
完成度100%の料理が出せると思っています。

「料理は調理人だけが作り上げるものではない」

私はそう思います。

スタッフ全員の想いが料理の価値を
何倍にも高めると確信しています。
   

「美味しかったよ!板長の想いが伝わった!」お客様のお言葉が料理人魂に火が付き、私の想いが湧き出てくる瞬間

「旅館はこういうところだ!」

「旅館の料理はこういう物だ!」

などと言う言葉が私は大嫌いです。

当館でお刺身に特に力を入れているのも
そんな理由から。。。

「山だからお刺身は期待できないよね…」

こういったよく聞く当たり前の意見ですが、だからこそ
山里の限界を超えたいと強く思い独自ルートを開発し当館では、海の宿にも負けないくらいの新鮮な魚介を手に入れることができました。

これも型にはまらず挑戦する気持ちを常にもっているから
限界を超えられたと私自身思っています。

限界を超えられたからこそお客さまから喜ばれる
料理が誕生したのだと思います。

『おいしかったよ』

『板長の想いが伝わった』

いろいろなうれしいお言葉をいただくたびに
私自身料理をやっていてよかったと
心の底から喜びが溢れてきます。

そして同時に料理人魂にも火がつき更なる努力を重ね
より良い料理を作りたいという想いが
湧き出てくる瞬間でもあります。

私はふじやの料理に誇りを持っています。

お客さまと働くスタッフの笑顔がある限り、
私は前進し続けます。


四季味亭ふじや 板長 細井邦彦

ふじやスタッフ

   

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