細井きそ子女将の想い

創業してから20年…女将が守り続けてきたこだわりと
お客様へのおもてなしの想いをお届いたします

自分が元気になりたかった

自分が元気になりたかった…私は過去に大病を患って長く床に伏していました。そんな私は、もし神様からのプレゼントがあったとしたら自分らしく生きられる笑顔が欲しいとふと思いました。「自分のいつの笑顔が一番よかったのだろう?」

それは商工会の事務員から始まり、スーパー・保養所・学校などで勤務した中で 迷わず浮かんだあの時の笑顔。それは、保養所時代にお客様との触れ合いの中で感じた喜びからの笑顔でした。楽しかった。何よりも元気でした。「元気になったらあの頃のように心から笑顔になれる仕事をしたい」「自分で旅館をやろう!」そう思ったのです。病気であっても前向きになれました。 家族の為にもとにかく元気になろう、元気でなくてはと…

普通ならば誰もが反対するであろう私の想いを家族みんなが応援してくれました。 夫や父・母、幼い子供達まで応援と協力をしてくれたのです。今では家族だけでなくお客様、そして一緒に働く仲間達に支えられています。

私の笑顔の原点のこの宿で、「わずか六部屋の小さな宿ですが出来るだけ多くのお客様に私達とのふれあいの中でお喜び頂きたい。」それが私の変わらぬ想いです。どうぞ今後とも、「四季味亭ふじや」をよろしくお願い申し上げます。…感謝

四季味亭ふじや 女将 細井 きそ子