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塩原温泉　四季味亭ふじや、10月10日お陰様で20周年を迎える事が出来ました。
平成3年に冨士屋旅館として家族だけでスタートしたのが始まりでした。
あの頃は私は小学4年生。
板前になるなんてこれっぽっちも考えることなく過ごしていました。
当時の写真と現在の写真があります。

当時は宴会場がありお泊りのお客様は同じフロアーでお食事をし、
そしてカラオケを皆で楽しんでいました。
宴会場の横で高校受験の勉強をしていたのを思い出します:ase:
カラオケのBGMが流れる中よく受験勉強なんてしていたなぁと
我ながらすごいなと思ってしまいました（苦笑）

そして月日が流れ宴会場は姿を消し大幅なリニューアルにより
個室ダイニングへと生まれ変わりました。

こちらはお客様をお出迎えする玄関。

今では立派な屋根を増設し昔の面影を少し残しながらも風格がただよいます。
20年と言う月日の中で冨士屋旅館から四季味亭ふじやとして宿名も変わり
建物も生まれ変わりました。
しかし当館の核となる部分は創業当時から変わりません。
それはお客様との対話を楽しみながら過ごす心。
そしてお料理の味付け。
当時は女将がみずから腕をふるっておりましたが現在は息子である
私が調理場を任されています。
私の料理のモットーは”おふくろの味”です。
おふくろの味のようないつまで経っても忘れることがない
『優しさ』と『懐かしさ』をもった味を常に内に秘め食材と向き合っています。
そんな味付けは女将と本当に似ています。
当館は当時から比べれば料理のスタイルこそ変わりましたが味は変わりません。
お客様をおもてなしする心とお料理への想い、味付けは
創業当時から変わる事がありません。
これからも四季味亭ふじやらしさをいつまでも大切にし
毎日、いろいろな場所からお越し頂くお客様とお会いできる喜びを感じながら
お出迎えしたいと思っております。
21年目が本日よりスタート！
これからもどうぞ四季味亭ふじやをよろしくお願いします:**:
そして、20周年のお祝いも頂きました。
本当にありがとうございます。
覚えてくださっていた事に感激致しました。

期待を裏切ることなくこれからも頑張ってまいります！
塩原温泉　四季味亭ふじや
板長　細井邦彦