光と影が生み出す幻想アート、藤城清治美術館

絵本の挿絵など、日本を代表する
影絵作家として数々の名作を生み出してきた藤城清治。
そんな藤城氏の作品の集大成ともいえる空間を
堪能できるのが那須高原にある「藤城清治美術館」。
ここは光と影の芸術を追い求め今なお
進化を続ける藤城氏のアートを堪能できる空間です。
美術館はかつて那須高原にあったフランスの画家で
彫刻家でもあるニキ・ド・サンファルの美術館を
リノベーションして2013年にオープン。

藤城氏独自の想いが込められた館内は、
横6メートルもの巨大水槽を利用した大作をはじめ、
セットの裏側も楽しめるシアター型舞台、
さらに天井や壁面、床などに映像を投影する
プロジェクションマッピングなど
影絵劇と同じ鑑賞側と舞台が一体となって楽しめる
劇場型美術館がテーマとなっています。
館内には約140点におよぶ影絵作品の他、
デッサンや貴重な資料など計約200点を常設展示。

施設にはミュージアムショップやカフェ、
また藤城氏デザインによるステンドグラスをはめこんだチャペルもあり、
大人から子どもまで誰もが一度は見たことのある
親しみのある影絵メルヘンの世界がたっぷりと楽しめます。
ちなみに1924(大正13)年生まれの藤城清治氏は
2024年の今年、御年100歳を迎えた現役のアーティスト!
この冬も新作を発表するなど精力的に制作活動を続けておられます。
作品の中にはここだけでしか見れない大作もあり、
見応え満点の幻想的な空間はクリスマスに向かう
これからのシーズンにぴったりのおすすめスポットです。
画像参照:
藤城清治美術館(https://fujishiro-seiji-museum.jp/)
藤城清治美術館X(https://x.com/fujishiroseiji/status/1857243792560320907)
▽藤城清治美術館
https://fujishiro-seiji-museum.jp/